丸の内 Marunouchi
赤レンガと新ビル群、オフィスと観光が重なる街
最寄駅
客層
時代軸
再開発
東京 23 区 · 山手内側
どんな街?
丸の内は、皇居の東側に広がる千代田区の中枢オフィス街。三菱地所が所有・管理するビル群が密集し、「三菱村」とも呼ばれてきたエリアです。2002 年の丸ビル建替えを皮切りに、平成〜令和にかけて旧来のオフィスビルが次々と高層化・複合化され、今では日本最大級のビジネス拠点であると同時に、観光・商業の目的地でもあります。
最も象徴的なのは 1914 年竣工・2012 年復元の東京駅丸の内駅舎。辰野金吾設計の赤レンガ建築は年間を通じて国内外の観光客が訪れる撮影スポットです。駅前には KITTE 丸の内(旧東京中央郵便局、2013 年開業)が建ち、隈研吾が設計した内装と東京駅を見下ろせる屋上庭園が人気を集めています。
仲通りはビル群の間を貫く歩行者優先の街路で、CDG・ルイ・ヴィトン・ユニクロなどの旗艦店が並ぶとともに、毎年 11 月〜2 月は約 77 万 5000 球のシャンパンゴールドのイルミネーションで覆われます。
客層
平日昼は丸の内・大手町・有楽町のオフィスワーカーが圧倒的多数。ランチ需要は莫大で、主要ビルの飲食フロアは 12〜13 時に満席になります。週末と夜は観光・ショッピング目的の来街者に変わり、客層の顔つきが平日と大きく違います。
外国人観光客は東京駅と KITTE の撮影、仲通りの散策を目的に来る人が多く、「どこか格式のある日本」の体験を求める傾向があります。
昭和平成令和
戦後昭和の丸の内は重厚な「ビルの壁」が連なる純粋なオフィス街で、週末は閑散としていました。2002 年の丸ビル完成が転機で、オフィスに商業・飲食を複合させる「都市型ミックスユース」を都内で先駆けて実現しました。
平成末から令和にかけて、三菱地所が「丸の内 NEXTステージ」として仲通りの歩行者空間整備とビルの高機能化を推進。2024 年には新東京ビルのリニューアルが完了しました。東京駅周辺は訪日外国人の「東京の顔」として、令和に入っても整備が続いています。
歩きかた
東京駅の丸の内口を出た瞬間の正面の景色が、丸の内の「見せ場」。駅舎写真を撮るなら早朝の 7〜8 時台が人が少なく光もきれい。
KITTE の屋上庭園(6 階)は入場無料で東京駅ホームを見下ろせる穴場スポット。新幹線が発着するホームが目の前に広がります。仲通りは丸ビルから有楽町まで約 1.2km を 15〜20 分で歩けます。平日ランチは KITTE・丸ビル・新丸ビルの飲食フロアで 1,500〜3,000 円の選択肢が揃っています。
住む目線で見る
家賃相場
1R 14〜20万 / 1LDK 22〜32万 / 2LDK 35〜55万
ランク
高級住みやすさ
補足
丸の内エリアはオフィスビルが大半を占め、居住用マンションの絶対数が極めて少ない。近隣に大型スーパーはなく、日常の食料品はKITTE・丸ビルのデパ地下か、隣接する日本橋・八重洲まで移動が必要。皇居・日比谷公園は散歩に最適だが、週末は閑散とする。通勤アクセスは日本最高水準。