日暮里 Nippori
布地問屋の街と夕焼けだんだん、成田スカイライナーが通る下町交差点
どんな街?
日暮里(にっぽり)は、荒川区南端に位置する山手線の駅を中心とした下町エリアです。この街の個性は「二枚の顔」にあります。南口側に広がる日暮里繊維街(布地・服飾材料の問屋街)と、西口側の夕焼けだんだん〜谷中銀座というノスタルジックな散策ルートが、徒歩5分以内に共存しています。
日暮里繊維街は、JR日暮里駅南口から東日暮里方向へ約1km続く服飾材料の専門店街です。大正〜昭和にかけて繊維問屋が集積し、現在も90店以上が営業しています。布地・ボタン・レース・型紙・革素材まで、ファッション系の材料がプロ向け卸値に近い価格で揃う場所として、服飾学生・デザイナー・ハンドメイド愛好者に愛されています。
一方、夕焼けだんだんは西口から谷中方向に向かう石段で、ここを下ると谷中銀座商店街に続きます。荒川区がその名前を公募で決めた経緯があり、夕暮れ時には下町の街並みを橙色に染めた夕日が見えます。
客層
繊維街エリアは服飾系のプロ・学生・ハンドメイド愛好者が平日から訪れます。谷中銀座・夕焼けだんだんエリアは観光客が多く、特に台湾・欧米からの旅行者に「昭和の下町」として人気があります。京成スカイライナーの始発駅という立地から、成田空港利用者が乗り換え待ちに谷中散策に出るケースも珍しくありません。
昭和平成令和
江戸時代から「夕日の名所」として文人に親しまれた地。近代に繊維産業が集積し、昭和の問屋街として発展しました。平成に入り繊維産業が縮小する中でも専門問屋街が生き残り、趣味需要の取り込みで活路を見出しています。谷中銀座は昭和の商店街を維持したまま観光地化に成功した稀有な例で、令和の訪日ブームで国際的な認知も高まっています。
歩きかた
南口から繊維街、西口から夕焼けだんだんが基本ルート。繊維街の各店は平日は10〜17時台が営業中心で、日曜休業の店が多い点に注意。
夕焼けだんだんは文字通り夕暮れ時が最も美しく、16〜17時に来ると光の条件が良い。谷中銀座の食べ歩きは昼〜夕方が活気があります。
住む目線で見る
家賃相場
1R 7〜10万 / 1LDK 10〜14万 / 2LDK 13〜19万
ランク
手頃住みやすさ
補足
山手線・京浜東北線・京成本線の3路線が利用でき、成田空港直通のスカイライナー始発駅という稀有な立地。上野まで1駅・新宿まで約20分と都心アクセスも良好。繊維街での買い物は服飾系の趣味がある人には最高の環境。谷中エリアへの散策も徒歩圏。商業施設の規模は小さいため大型ショッピングは上野・池袋に頼る形。