両国 Ryogoku
相撲の街、国技館と江戸東京博物館のある下町
東京 23 区 · 下町(隅田川東)
どんな街?
両国は墨田区の隅田川西岸、相撲の「聖地」として全国に知られる街です。JR 両国駅を降りると、正面に両国国技館のドームが見える——この景色が両国を象徴しています。
国技館では年 3 回(1 月・5 月・9 月)の本場所が開催され、本場所中は街全体が相撲色に染まります。周辺には力士が通うちゃんこ鍋の店が点在し、運が良ければ浴衣姿の力士に遭遇することも。国技館に隣接する江戸東京博物館は 2025 年にリニューアルを果たし、江戸から昭和の生活文化を体感できる東京屈指の博物館として再オープンしました。
客層
観光目的で来る人が多く、そのうち相撲観戦・相撲見学が目当ての層がかなりのボリュームを占めます。年齢層は 40〜60 代が中心で、若者や外国人観光客も増加傾向。すみだ北斎美術館(錦糸町寄り)とセットで動く文化観光の動線も定着しています。
地元住民にとっては静かな住宅街でもあり、本場所以外の平日は商店街も含めてそれほど混雑しません。本場所中は駅周辺の飲食店がにぎわい、街のテンションが変わるのが特徴です。
昭和平成令和
江戸時代の両国は「回向院」の境内で行われた相撲興行発祥の地。それ以来、相撲とともに街のアイデンティティが形成されてきました。現在の国技館は 1985 年(昭和 60 年)に完成した 2 代目で、昭和 60 年代から「相撲と江戸文化の街」として観光の軸が定まっています。
江戸東京博物館が 1993 年(平成 5 年)に開館したことで、相撲だけでなく「江戸・東京の歴史」という文脈でも語られるようになりました。平成後期から令和にかけて、同エリアにすみだ北斎美術館(2016 年開業)が加わり、文化観光の厚みが増しています。
歩きかた
本場所中(1 月・5 月・9 月の各 2 週間)に来るのが最も活気があります。国技館のチケットは事前に「チケット大相撲」で確保してから来るのがベスト。
本場所外でも国技館 1 階の「相撲博物館」は無料で見学でき、錦絵や化粧まわしの展示が充実しています。ちゃんこ鍋は国技館から徒歩 5 分圏内に複数の有名店があり、昼食・夕食ともに利用しやすい価格帯(2,000〜3,000 円前後)で食べられます。
住む目線で見る
家賃相場
1R 7〜10万 / 1LDK 12〜16万 / 2LDK 17〜24万
ランク
手頃住みやすさ
補足
本場所(1・5・9月)の2週間以外は閑静な住宅街。駅前にスーパーは少なく、錦糸町方向か菊川方向に足を伸ばす必要がある場面も。JR総武線・大江戸線で新宿約20分・東京約15分。墨田区の保育園は近年増設が進んでおり待機児童は減少傾向。隅田川・横網公園など水辺・緑の環境は良好。