高田馬場 Takadanobaba
学生街と早稲田、ミャンマー料理と古本の街
最寄駅
客層
時代軸
東京 23 区 · 山手内側
どんな街?
高田馬場は新宿区の北部、JR・東京メトロ・西武の 3 路線が集まる乗り換えターミナル。駅を出ると大学生・語学学校生・専門学校生の姿があふれ、「学生街」としての骨格は今も健在です。早稲田大学への通学路として機能しているほか、周辺には複数の専門学校と語学学校が集まっています。
ラーメン屋の密度が特に高く、「ラーメン激戦区」として知られています。価格帯は 800〜1,200 円でコストパフォーマンスが高く、行列が絶えない名店が複数並立しています。とんかつも競争が激しく、学生の財布に優しい食の街という性格は昭和から変わっていません。
近年注目されるのが多国籍化の進行。「リトルヤンゴン」とも呼ばれるほどミャンマー系の住民・飲食店が増加し、ハラール対応のラーメン店やアジア各国の料理店が加わって、街のグルメ地図が多様になっています。
客層
学生比率が突出して高く、特に 18〜25 歳の層が街の空気をつくっています。語学学校の外国人留学生も多く、アジア・中東・欧米からの学習者が混在。夜のさかえ通りは昭和の飲み屋文化を残す大衆酒場が多く、30〜50 代の地元常連が使う場として機能しています。
かつての「全盛期」(1980〜1990 年代)のにぎわいと比べると落ち着いているのは事実で、学生の娯楽の分散(ゲーム・動画配信等)や人口構造の変化が影響しています。ただ、食の競争は今も続いており、街としての生命力は保たれています。
昭和平成令和
高田馬場が「学生街の王」として全国にその名を轟かせたのは昭和後期から平成初期にかけて。麻雀店・ゲームセンター・深夜営業の飲食店が密集し、若者の消費の場として機能した時代がありました。
平成後期になると、スマートフォンの普及と娯楽の変化、チェーン店の台頭で個人の小商い的な飲み屋・雀荘が少しずつ減っていきました。令和の高田馬場は「学生街としては今も機能しているが、かつての勢いとは違う」という、落ち着いた定位置にあります。多国籍化はむしろこの令和期に進んだ変化で、街の新しい個性になりつつあります。
歩きかた
高田馬場は観光目的で来るより、「食べに来る」「安く飲みに来る」街。ラーメンを目当てに来るなら、開店直後の 11〜12 時か 14〜16 時の中休み前後がすいていて入りやすい。
さかえ通りの夜は 18 時台からネオンに火が入り、昭和の看板と大衆酒場の雰囲気を楽しめます。多国籍料理は戸山公園寄りのエリアに集まっていて、ミャンマー料理・ネパール料理など、1,000 円以下で本格的な料理が食べられるのは高田馬場ならではです。
住む目線で見る
家賃相場
1R 7〜9万 / 1LDK 12〜16万 / 2LDK 17〜22万
ランク
学生向け住みやすさ
補足
BIG BOX・西友・ドン・キホーテが駅前に集中し買い物は便利。山手線・東西線・西武新宿線の3路線で新宿5分・池袋5分と通勤は最高水準。学生・語学学校生が多く深夜まで人通りがあるため騒音・治安が気になる人もいる。保育園は少なく、小学校区も学生街の性格上ファミリー向けとは言いにくい。