清澄白河 Kiyosumi-Shirakawa
倉庫カフェの聖地、木場公園の東側
東京 23 区 · 下町(隅田川東)
どんな街?
清澄白河(きよすみしらかわ)は江東区の下町エリア。隅田川の東側に広がり、木場・深川の材木・海産物問屋文化の延長として形成された地区です。高い建物が少なく、倉庫や町工場が残る低層市街地の開放感が、カリフォルニア州オークランドに似ているとして、ブルーボトルコーヒーが日本初出店先に選んだことはよく知られています。
2015年2月、米国外初出店となるブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェが旧倉庫をリノベーションして開業。全国のコーヒー好きとメディアが一斉に注目し、「清澄白河=コーヒーの街」という図式が一気に広まりました。
ブルーボトル以前から地元ロースタリーの ARiSE COFFEE が活動していたことも見逃せません。その後、複数のスペシャルティコーヒー店が集積し、「コーヒーの聖地」としての地位は令和に入っても揺るいでいません。徒歩圏に清澄庭園(明治時代の回遊式庭園)があり、コーヒー→庭園→食事というルートが定番の散策コースです。
客層
コーヒー目当てで来る 20〜30 代が多く、カメラや読書を持ち込む人も目立ちます。ベビーカーを引いた子育て世代、近隣住民の老夫婦、PCで作業するテレワーカーなど、年齢層は幅広く混在しています。
海外観光客もブルーボトル目当てに来訪しており、長時間滞在するカフェ巡り型旅行者が多い。蔵前から隅田川を渡って来る動線もあり、下町コーヒーツアーとして両エリアを組み合わせて訪れる人が増えています。
昭和平成令和
昭和の清澄白河は材木・海産物の流通を担う問屋の街で、倉庫と運河がセットの産業地区でした。平成に入って産業構造が変化し、倉庫が空いていく中で、アーティストや手工芸者が安価な空間を求めて移り住み始めます。
そのインフラにコーヒー文化が重なったのが令和の清澄白河の形成過程です。「産業の遺構の上に文化が育つ」という意味では蔵前と構造が似ていますが、清澄白河はコーヒーというシングルテーマの求心力が際立ちます。
歩きかた
半蔵門線・都営大江戸線の清澄白河駅が起点。B2 出口を出ると数分でブルーボトルエリアへ。清澄庭園は徒歩 5 分です。
カフェは 8〜9 時開店が多く、平日朝のモーニング利用がもっとも快適。週末の 11〜14 時は主要カフェに行列ができます。門前仲町まで徒歩 20 分ほどで、深川不動堂・富岡八幡宮と組み合わせた散策も定番ルートです。
住む目線で見る
家賃相場
1R 7〜10万 / 1LDK 13〜18万 / 2LDK 18〜25万
ランク
手頃住みやすさ
補足
半蔵門線で大手町7分・東京12分と都心アクセスが良い割に家賃相場は手頃。駅直結の赤札堂や商店街で日常の買い物は確保できるが、大型商業施設は錦糸町まで出る必要あり。清澄庭園や公園が多くファミリー向け環境が整っている。夜間も比較的静かな下町エリアで治安は良好。