TOKYO AREAS — 東京エリア図鑑 80 エリア収録 / 最終改訂 2026-04-21
古参 北区

王子 Oji

渋沢栄一と飛鳥山の桜、北区の核心を担う城北の定番住宅地

最寄駅

JK 京浜東北線 王子駅 おうじ
N 南北線 N-16 王子駅 おうじ

客層

10-20代 20% 30-40代 38% 50代以上 42%

時代軸

昭和 平成 令和
飛鳥山桜名所渋沢栄一紙の街北区中核

どんな街?

王子(おうじ)は、北区の南部に位置するJR京浜東北線と東京メトロ南北線の交差駅を中心とした街です。渋沢栄一が晩年の邸宅を構えた地として知られ、飛鳥山公園の桜と博物館群が街の文化的な核になっています。

飛鳥山公園は江戸時代の8代将軍・徳川吉宗が整備した庭園が起源で、現在は約600本の桜が咲き誇る都内有数の花見名所です。公園内には渋沢史料館・北区飛鳥山博物館・紙の博物館の3館が並び、王子が「近代製紙業の発祥地」でもあることを今に伝えています。王子製紙(現・日本製紙)の前身企業がここで操業を開始したのは1873年のことです。

渋沢栄一との縁も深く、飛鳥山に晩香廬(ばんこうろ)と青淵文庫という国の重要文化財2棟が残っています。2021年の新一万円札採用以降、全国からの来訪者が増えました。JR王子駅から飛鳥山山頂へは無料モノレール「アスカルゴ」が運行しています。

客層

地元住民と博物館・桜目的の訪問者が主体。桜の季節(3月下旬〜4月上旬)は花見客で公園が賑わいますが、それ以外の時期は静かな住宅街の顔に戻ります。渋沢栄一記念施設への訪問は年間を通じてあり、50〜60代の歴史ファンが目立ちます。

昭和平成令和

近代工業の発祥地として昭和を通じて工場・工員の街としての側面もありましたが、製造業の縮小とともに住宅地化が進みました。平成期には南北線の開通(1996年)で交通利便性が向上。令和に入って渋沢栄一の再評価とともに観光地としての注目度が上がっています。

歩きかた

JR王子駅の中央口を出て右に曲がると飛鳥山公園の入口があります。アスカルゴ(無料モノレール)は混雑時に列ができるため、脚力があれば徒歩で斜面を上がるほうが早いこともあります。

桜の時期は満開週末の人出が多いため、平日の午前中か早朝がゆっくり見られます。音無親水公園は駅北側すぐにある穴場で、桜シーズンに地元の人が静かに花見をしている場所です。

住む目線で見る

家賃相場

1R 7〜10万 / 1LDK 10〜15万 / 2LDK 14〜20万

ランク

手頃

住みやすさ

買い物
外食
交通
静けさ
ファミリー

補足

京浜東北線と南北線の2路線で赤羽・上野・大宮・東京方面へのアクセスが良好。南北線で溜池山王(国会議事堂前)まで直通利用も可。家賃は城北エリアとして都内でも手頃な水準。飛鳥山公園・音無親水公園など緑地が豊富で子育て環境は良好。商業施設は駅前に集中しているが規模は小さめ。

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