大森 Omori
品川南隣、駅ビルと商店街が共存する城南の安定住宅街
どんな街?
大森(おおもり)は、大田区北部、JR京浜東北線の停車駅を中心とした城南エリアの住宅商業地です。品川の一駅南、蒲田の一駅北という位置で、「どちらでもないが両方使える」交通の地の利が住民に支持されています。
街を特徴づけるのは駅の東西の性格の違いです。東口は平坦で大森ベルポートなどのオフィスビルが立ち並ぶビジネスゾーン。西口は起伏のある地形に昔からの商店街と住宅街が広がり、高台の山王エリアに向かうと閑静な邸宅地が現れます。
あまり知られていませんが、大森は江戸〜明治の海苔漁業の中心地でした。現在の東京湾埋め立て以前、大森沖は海苔の名産地として全国に知られていました。「海苔弁いちのや」などその記憶を現代に繋ぐ店が点在しています。駅直結のアトレ大森は本館・別館合わせて大型施設で、地下の東急ストアが地元民の台所として機能しています。
客層
観光色はほぼなく、住民の日常生活が街を動かしています。30〜40代のファミリーと長年この地に住む高齢者が主体で、品川・蒲田の中間地点として会社員が多く住んでいます。
大森ベルポート周辺は平日のランチ時に近隣企業の社員が集まりますが、週末は静まりがちで「生活者の街」の顔が強調されます。新しいカフェや飲食店も少しずつ増えていますが、吉祥寺や下北沢のような「外から来る街」にはなっていない。
昭和平成令和
戦前から続く商店街の骨格は今も健在で、昭和の業種構成を色濃く残しています。平成期のアトレ大森開業(1985年・40周年を2025年に迎えた)で駅前商業が整い、令和に入ってもマクドナルドのアトレ内出店など施設の更新が続いています。
歩きかた
東口・西口でまったく違う顔を見せます。西口から山王方面に10分ほど歩くと、東京とは思えない静けさの丘の住宅街に出ます。大森山王氷川神社は知る人ぞ知る小さな神社で、散策の折り返し点に。
アトレ大森は本館と別館で別エントランスなので、初めての場合は駅改札出てすぐの案内板を確認してから動くとスムーズです。
住む目線で見る
家賃相場
1R 8〜11万 / 1LDK 13〜18万 / 2LDK 17〜26万
ランク
標準住みやすさ
補足
JR京浜東北線で品川6分・東京約20分・横浜21分と、南北どちらにも強いアクセス。駅前に複数スーパーが密集し買い物環境は非常に良好。西側の山王エリアは丘陵地で閑静な住宅街、東側は平坦でオフィスビルが混在。大田区の子育て支援が充実し、保育所の整備も進んでいる。品川区境エリアとして品川の利便性も享受できる。