八重洲 Yaesu
東京駅直結、新ビル群が変える東の玄関口
最寄駅
客層
時代軸
再開発
東京 23 区 · 山手内側
どんな街?
八重洲(やえす)は東京駅の東口エリア。丸の内が「西の顔」なら、八重洲は「東の顔」です。長らく地下街と老舗問屋の街というイメージでしたが、2022年に国内最大規模のバスターミナルを擁する「バスターミナル東京八重洲」が開業し、2023年3月の「東京ミッドタウン八重洲」全面開業で街の雰囲気が大きく動き始めました。
東京ミッドタウン八重洲は地上45階・地下4階のタワーで、オフィス・ホテル・商業施設に加え、小学校や子育て支援施設まで入居した多機能複合型。地下には日本最大級のバスターミナルがあり、全国各地への高速バス路線が集結しています。
旧来の八重洲地下街(ヤエチカ)はいまも現役で、昼時のサラリーマン飯やランチ需要を担い続けています。新しい複合施設と昭和からの地下街が並立しているのが今の八重洲の実態で、どちらも「目的」になり得る稀なエリアです。
客層
平日の昼間はビジネスパーソンが圧倒的多数。東京駅から半径数百メートルに大企業のオフィスが密集しており、昼食・会食需要が非常に高い。週末は高速バスで地方から来る旅行者と、近隣百貨店目当ての買物客が中心になります。
外国人観光客にとっては新幹線の玄関口でもあるため、スーツケースを引きながら通過していく旅行者が多く、滞在型の観光消費というより移動動線として機能している面もあります。
昭和平成令和
八重洲の地名は江戸時代にオランダ人ヤン・ヨーステンが居住したことに由来するとされており、長い歴史を持ちます。昭和に入ると東京駅の東口として商業・ビジネスの集積地となり、1970年代の八重洲地下街整備で「地下の街」というアイデンティティが固まりました。
平成期は大手町・丸の内の再開発に押される形で相対的に「古びた」印象が強まっていましたが、令和の大規模再開発でその構図を一気に塗り替えつつあります。八重洲二丁目中地区の再開発も2020年代後半の完成を目指して進行中で、街の変化はまだ途中です。
歩きかた
東京駅八重洲口を出てすぐが主要スポットのほぼすべて。地下通路で東京ミッドタウン八重洲→バスターミナル→ヤエチカとひと続きに歩けます。
書店や専門店を探すなら八重洲ブックセンター本店周辺の中通りが面白い。平日昼の飲食は混雑必至なので 11:30 前か 13:30 以降が比較的入りやすい。週末はビジネス利用が減るため飲食店の空き具合がよく、逆に快適です。
住む目線で見る
家賃相場
1R 14〜18万 / 1LDK 22〜30万 / 2LDK 32〜45万
ランク
高級住みやすさ
補足
居住用マンション供給は少なく、再開発タワーの住宅フロアが主体。スーパーはヤエチカ内の食料品売場や東京ミッドタウン八重洲B1のマルシェ程度で、日常の食料品調達はやや不便。平日夜はオフィス帰りの人通りが多くにぎやか。東京駅直結で全国どこでもアクセス至便だが、住宅街としての静けさはほぼない。